子どもの日本語教育研究会・研究企画委員会プロジェクトBでは、多様な言語的・文化的背景を持つ子どもたちが学習や社会活動に参加しながら、どのようにことばを発達させていくのか、「参加とことば」をテーマに検討を続けています。
今回の読書会では、OECDの「Education2030プロジェクト」が示す生徒像と学びの在り方に着目します。特に「2030年に求められる生徒像」として位置づけられている「生徒エージェンシー(Student Agency)」~変革を起こすために目標を設定し、振り返りながら責任ある行動をとる力~ をテーマに取り上げます。
子どもたちの日常を見ると、学校や地域社会において、このエージェンシーを十分に発揮できていないのではないかと感じることが多くあります。言語的・文化的多様性や社会的背景の中で、エージェンシーがどのように育まれるのかは、子どもたちが学び手として直面する重要な課題であると言えます。そこで、こうした背景をふまえ、子どもたちのエージェンシーをどのように捉え、支え、育てていくかを検討する場として読書会を企画しました。
今回の読書会では、OECDが公開しているコンセプトノート
“Student Agency for 2030”(仮訳「2030年に向けた生徒エージェンシー」)
を読み解きながら、子どものエージェンシーを学校・地域の指導・支援の場面においてどのように育んでいけるのかを皆さんと共にディスカッションしたいと思います。コンセプトノートはすぐに読める短いものですが、さまざまな立場から意見が交わせそうな内容です。
年末年始でお忙しい時期かと思いますが、学び合いの時間をご一緒できれば嬉しく思います。みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
- 日時:2026年1月8日(木)20:00~21:30
- 募集人数:20人
- 内容:以下を事前に読んできていただき、ディスカッションします。
「2030年に向けた生徒エージェンシー」https://www.oecd.org/content/dam/oecd/en/about/projects/edu/education-2040/concept-notes/OECD_STUDENT_AGENCY_FOR_2030_Concept_note_Japanese.pdf
(“OECD Future of Education and Skills 2030:Conceptual learning framework Concept note : Student Agency for 2030”( https://www.oecd.org/content/dam/oecd/en/about/projects/edu/education-2040/concept-notes/Student_Agency_for_2030_concept_note.pdf) の 仮訳)
- 申し込み:参加ご希望の方は、以下のgoogleフォームからお申込みください。
https://forms.gle/ckPuWqQ5tJjg7PRS7
- 応募締め切り:2025年12月28日(日)
- 問い合わせ:projectb.konichiken@gmail.com プロジェクトB事務局
【その他、今回のテーマに関連する参考文献】
・「OECDラーニング・コンパス(学びの羅針盤)2030」
・「教育とスキルの未来:Education 2030」
・白井俊(2020)『OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来』ミネルヴァ書房
