子どもの日本語教育研究会2024 研究会・京都 【2024年10月13日(日)】 参加者を募集します!

子どもの日本語教育研究会2024 研究会・京都 【2024年10月13日(日)】
参加者を募集します!

一般参加申し込み期間:2024年9月9日(月)〜10月6日(日)

申し込み方法  以下のこくちーずpro.にてお申込みください。

https://www.kokuchpro.com/event/63a905eb3b5970f8981770eb937b6859/

日時  2024年10月13日(日)10:30~15:30(対面)
会場  京都教育大学 F棟 https://www.kyokyo-u.ac.jp
定員  100名
参加費 1,000円  ★当日会場受付で申し受けます。

子どもの日本語教育研究会では、年2回の実践・研究の交流活動を行っています。今年度は10月に研究会、3月に大会を行います。研究会は対面で10月13日に秋の京都で開催します。「非認知能力と子どものことばの教育」を全体のテーマとし、実践・研究発表(ポスターセッション)とパネルディスカッションを企画しました。小中高等学校等で日本語指導を担当されている先生方、地域の教室で子どもへの日本語・学習支援活動を行っていらっしゃる方、研究者の方、その他、ご関心のある方、ぜひふるってご参加ください。

★当日の資料配布はございません。発表要旨は本サイトの「実践研究発表等の資料」にアクセスし、事前にダウンロードしておいてください。会場ではWi-Fi環境を提供していません。尚、資料は10月12日までにアップいたします。

★当日は学内の食堂、売店は休業しています。また近くにコンビニ等もありません。昼食は各自ご持参ください。

プログラム
10:00~     受付開始
10:30〜10:45  開会行事〈於F12〉
10:45〜12:15  実践・研究発表(ポスターセッション)〈於F13〉

発表一覧

NO カテゴリ タイトル 発表代表者名
1 実践 「考える」「わかる」「できる」を体験する就学前指導
日本語指導員としての思い「学びに向かう力」を育てる
坪井 牧子(大垣市プレスクール)
2 実践 子どものもつことばと文化を活用した遠隔型読み聞かせ活動の可能性
日本語初期指導教室における大学生の実践から
土屋 友衣子(大阪大学大学院人間科学研究科院生)

阿竹 仁以奈(大阪大学大学院人文学研究科院生)

菊池 寛子(西尾市日本語初期指導教室カラフル)

3 実践 多文化共生をめざすことばの教育とは何か
多文化共生教育における多言語カルタの授業実践からー
道下 あかね

(東大阪市立枚岡西小学校)

4 実践 外国につながる高校生が主体となる活動を通した学び
多文化子ども食堂の実践から
唐木澤 みどり

(学習院大学)

5 実践 複数言語環境で育つ高校生が自己効力感を高めキャリア選択へと向かうプロセス
-「書く」ことの教育実践を通して-
小林 美希

(早稲田大学大学院日本語教育研究科)

6 研究 幼児期の聴覚障害教育から日本語教育が得られる示唆
伝えたい気持ちを育てるために
前川 美保

(京都市立竹田小学校)

7 研究 ニューカマー2世が継承語と再び向き合うとき
子どもの継承語教育における情緒的側面に着目して
中家 晶瑛

(上智大学大学院言語科学研究科院生)

8 研究 CLD児の教育活動に関わる小学校教師のビリーフ
大阪府守口市の「ワールドクラス」に関わる教師を例に
田中 倫

(大阪大学人文学研究科院生)

13:15〜15:15  パネルディスカッション〈於F12

「非認知能力と日本語の学習・教育—アイデンティティを捉え直す—

 ProjectBでは「参加とことば」をテーマに活動を行っています。今期は認知面の発達のみならず、非認知的側面も重要であると考え、参加とことばを非認知能力の面から検討し、その一環としてボニー・ノートン『アイデンティティと言語学習—ジェンダー・エスニシティ・教育をめぐって広がる地平』(日本語訳2003年出版)の公開読書会などを行いました。ノートンは動機づけを「アイデンティティへの投資」と位置付けていますが、この考え方は、社会への参加における言語コミュニケーションの在り方について大きな示唆を与えてくれるのではないかと考えています。しかし、ノートンのエピソードに登場するのは成人移民女性であり発達途上にある子どもの場合にはさらに検討すべき点があるように思われます。

 パネルディスカッションではボニー・ノートン『アイデンティティと言語学習—ジェンダー・エスニシティ・教育をめぐって広がる地平』の訳者である中山亜紀子氏、動機づけを中心に幅広く教育現場での心理の問題に取り組んでおられる赤松大輔氏をパネリストにお迎えし、ProjectBのメンバーからこれまで出会った学習者のことばの学習・教育に新たな光を当て実践においてどのような取り組みが可能か、来場者のみなさんと検討します。

  ・ アイデンティティと言語教育 中山亜紀子(広島大学)

  ・ 非認知能力の発達について    赤松大輔(京都教育大学)

  ・ 事例報告                      立山愛(別府市教育委員会  日本語指導員)

  ・ 事例報告          河野あかね(つくばインターナショナルスクール)

  ・ パネル進行           浜田麻里(京都教育大学)

15:15~15:30   閉会行事〈於F12〉

2024 研究会・京都実行委員会委員長:浜田麻里(京都教育大学)
委員:内田千春(東洋大学)
小川珠子(中国帰国者支援・交流センター)
河野あかね(つくばインターナショナルスクール)
齋藤ひろみ(東京学芸大学)
櫻井千穂(大阪大学)
髙橋美奈子(琉球大学)
立山愛(別府市教育委員会  日本語指導員

【お問い合せ】
konichiken_taikai7@gmail.com

子どもの日本語教育研究会事務局
事務局長: 齋藤ひろみ(東京学芸大学)
副事務局長:村澤慶昭(武蔵野大学)
事務局員: 稲田直子(東京学芸大学)

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